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ETC専用車線で追突事故に遭いました。過失割合はどうなりますか?

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Answer

ETC専用レーンで追突事故が起きた場合の過失割合は、追突された先行車0対追突した後続車100となるのが基本です。

ETC専用レーンは進入すると、20km以下の減速をするように電光掲示板に表示されます。車両に搭載された機器とゲート施設が通信することで挿入されているカード情報が読み取られ、バーが開く仕組みです。このETC専用レーンで追突事故が起きた場合の過失割合は、追突された先行車0対追突した後続車100となるのが基本です。

ETCレーンの走行は以下のように定められています。 
・20km以下で減速して進入すること
・徐行して通行すること 
・必要な車間距離を保つこと

判例では、ゲート施設の不具合により、バーが開かず急停止したところに後続車が追突した場合、先行車0対後続車100としました。また、先行者が徐行していたが、バーが開かず急停止したところに後続車が追突した事故も、必要な車間距離を保持することに違反したとして、先行車0対後続車100としました。

一方、先行する車の過失が問われた判例もあります。これは先行車が急な進路変更(ETC専用レーンに向かおうとした。)をしようとしたのちにその進路変更をやめ、時速10km程度でほぼ停止寸前の状態でいたところ後続車に追突されたという事案です。これは先行車が後続車の走行を妨げたとして、先行車に30%の過失があるとしました。

そのほか、先行車の過失割合の修正要素として、カードの挿入忘れ、カード期限の失効等が挙げられます。事前に確認が容易であるにも関わらず、それを怠たったという過失があるとされます。

  • ETC専用レーンで追突事故が起きた場合の過失割合は、追突された先行車0対追突した後続車100となるのが基本