弁護士法人 TLEO虎ノ門法律経済事務所 静岡支店 交通事故被害者相談

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ADRとは何ですか?

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Answer

ADRとは裁判外の紛争解決機関のことを指します。

裁判や調停にいきなり移行するのではなく、まずはADRを利用するというケースもあります。ADRはあまり馴染みのないものでしょうが、それぞれの分野のプロが問題解決を図る機関です。機関によって専門とする分野が違うので、交通事故で利用する場合は交通事故問題に精通したADR機関を選ぶことが重要です。

交通事故のADRは以下のようなものがあります。

1 交通事故紛争処理センター

公益財団法人交通事故紛争処理センターが運営している機関です。全国に支部や相談室があります。交通事故紛争処理センターでは、相談、和解あっせん、審査という手続きを利用することが出来ます。利用料は無料です。必要書類に係る費用等は自費になります。

相談と和解あっせんは、交通事故紛争処理センターの担当弁護士が、交通事故について、法律相談を受けたり、被害者と加害者の任意保険会社の間に立って和解あっせんという仲介をしたりすることです。

和解あっせんが出来なかった場合、和解あっせんが不可能と判断された14日以内に審査の申し立てをすることができます。この審査請求により、審査会が開かれ、審査裁定が行われます。

ほとんどの保険会社は交通事故紛争処理センターと協定しており、それらの保険会社はこの審査決定に拘束されます。

2 日弁連交通事故相談センター

1967年(昭和42年)に日弁連が設立したADR機関です。被害者救済を目的としたもので、本部と全国に38か所の支部、159か所の相談所があり、電話相談も可能で、相談料は無料となっています。通称赤本(民事交通事故訴訟 損害賠償額算定基準)、青本(交通事故損害賠償額算定基準)の発行元でもあります。これらの書籍は交通事故の損害賠償金の算定についてもっともよく参考にされる書籍で有名です。

また、交通事故紛争処理センターのように保険会社との協定はありませんが、共済組合と提携を多く結んでいるため、共済組合が相手方であると利用しやすいという一面もあります。さらに、紛争解決までの時間が短いということもいわれています。

同センターでは、相談、示談あっせん、審査という手続きを利用できます。

相談は、担当弁護士に、示談金についてや保険会社の対応、過失割合等様々なことについてについて相談ができます。無料です

示談あっせんは、同センター弁護士が被害者と加害者の間に立って話し合いでの解決を図ります。調停的な役割です。この示談あっせん手続きは3回まで利用でき、3回で示談成立に至らなかった場合は、審査請求ができるようになります。審査請求をすると、センターは審査を行い、評決を下します。この審査請求は相手方が提携している共済組合である場合のみ利用可能です。提携している共済組合は審査の評決に拘束されますが、被害者はこれに拘束されないので、内容に不服がある場合は異議申し立てをすることも可能です。

そのほかにも、自賠責共済紛争処理機構、そんぽADRといった機関もあります。

  • ADRとは裁判外の紛争解決機関のことを指す
  • 交通事故のADRで主なところは2か所ある