弁護士法人 TLEO虎ノ門法律経済事務所 静岡支店 交通事故被害者相談

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交通事故で後遺障害の残った被害者が自殺した場合、加害者の損害賠償責任はどうなりますか?

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Answer

この場合、交通事故と自殺の因果関係が認められるのであれば、加害者には損害賠償責任が生じるといっていいでしょう。

しかし、加害者は一部において責任があるとして、損害賠償金は減額されることになります。これは、被害者の自殺は、被害者の意思によるものであるという点を踏まえ、損害全ての責任を加害者に負わせるのは不公平であるという観点によるものです。

この減額を素因減額といいます。素因減額とは、被害者が交通事故に遭う前からもっていた素因(精神的であったり身体的であったり様々です)、により、損害が大きくなってしまった部分に関しては、被害者の責任として扱い、損害賠償額を減額するというものです。減額の幅は、被害者の健康状態や後遺障害の程度などの様々な事情を勘案して決められますが、判例をみると、5割から8割の減額がなされています。また、全く損害賠償責任を認めなかった判例もあります。

  • 交通事故と自殺に因果関係があれば、加害者に損害賠償責任は生じる
  • ただし、損害賠償金は減額される