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国民年金受給者の母が交通事故で死亡した場合、遺族に給付される年金はありますか?

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Answer

交通事故で死亡した家族が国民年金に加入していた場合、要件を満たせば遺族基礎年金を受給することができます。 遺族基礎年金が受け取れない場合は、死亡一時金を受け取ることができます。

遺族基礎年金とは、老齢基礎年金の資格期間を満たしている人が死亡した際に支給されるものです。支給対象は、死亡した加入者に生活を維持されていた

A 18歳未満の年度末までの子(障害がある場合は20歳未満)がいる配偶者

または

B その子

です。ただし、妻が死亡して夫が受給する場合は妻の死亡時に夫の年齢が55歳以上であることが必要となります。

〈保険料納付に関する受給要件〉

・死亡した月の前々月までの国民年金の加入期間の3分の2以上、保険料が納付または免除されていること

・死亡した月の前々月までの1年間に保険料の未納がないこと

〈死亡した加入者の要件〉

1 国民年金に加入している

2 国民年金に加入していた人で日本国内に住所があり、年齢60歳以上65歳未満

3 老齢基礎年金を受給中

4 老齢基礎年金の受給資格期間を満たしていた

1と2の要件は、保険料をもれなく納付していたことが必要となってきます。

〈年金額〉

遺族年金額78万100円+子の加算

子の加算とは、第一子及び第二子の場合は各22万4500円、第三子以降の場合は各7万4800円です。

死亡一時金は下記要件を満たすことで受給できます。

〈死亡した加入者の要件〉

国民年金の第1号者被保険者として保険料を3年以上納めた者で、老齢基礎年金・障害年金の両方を受給しないまま死亡していること。

〈支給対象者〉

死亡した加入者と生活を同じくしていた遺族で、配偶者、子、父母、孫、祖父母、兄弟姉妹の中で優先順位が高い人のみです。

〈支給される金額〉

保険料を納めた月数によって変わります。

36月以上納付12万円~420月以上納付32万円までの間です。

36月以上180月未満 12万円
180月以上240月未満 14万5000円
240月以上300月未満 17万円
300月以上360月未満 22万円
360月以上420月未満 27万円
420月以上 32万円

さらに、毎月の保険料と付加保険料〈毎月400円を別納〉を3年以上納めた人が死亡した場合は、上記金額に8500円が追加されます。

死亡一時金には時効があります。死亡の翌日から2年で時効になり、請求できなくなるので注意が必要です。

  • 国民年金受給者が交通事故で亡くなった場合、遺族は遺族基礎年金の給付を受けることができる
  • 遺族基礎年金の給付を受けるためには、要件を満たすことが必要
  • 遺族基礎年金を受け取れない場合は、死亡一時金を受け取ることができる