弁護士法人 TLEO虎ノ門法律経済事務所 静岡支店 交通事故被害者相談

054-204-5620 24時間WEB予約

股関節可動域制限について教えてください。後遺障害はどうなりますか?

HOMEよくある質問後遺障害について > 股関節可動域制限について教えてください。後遺障害はどうなりますか?

Answer

股関節脱臼、骨折その他骨折となると股関節が動かしにくくなることがあります。これを運動障害といい、後遺障害として等級認定される場合があります。

股関節は安定性があり、大きな力がかからない限り脱臼や骨折はしにくい箇所ですが、一度脱臼すると整復が難しいという箇所でもあります。

股関節脱臼は、前方、中心性、後方の3つに分けられ、交通事故で最も多いのが後方脱臼です。この後方脱臼は膝蓋骨骨折、大腿骨顆上骨折、大腿骨頸部骨折などを併発することがあります。股関節脱臼、骨折その他上記骨折となると股関節が動かしにくくなることがあります。これを運動障害といい、後遺障害として等級認定される場合があります。運動障害の後遺障害の内容は以下の通りです。

運動障害

1下肢の3大関節中の1関節の用を廃したもの 8級7号
1下肢の3大関節中の1関節の機能に著しい障害を残すもの(関節の可動域が健側の関節と比べ2分の1以下に制限されている場合) 10級11号
1下肢の3大関節中の1関節の機能に障害を残すもの(関節の可動域が健側の関節と比べ4分の3以下に制限されている場合) 12級7号

後遺障害の等級認定においては、他動における可動域を測定し、制限があるかどうかを判断しますので、他動で可動域制限がない場合は後遺障害の等級は認定されません。

また、痛みといった神経症状が後遺障害として残る可能性もあります。神経症状の後遺障害の内容は以下のとおりです

神経症状

局部に頑固な神経症状を残すもの(画像所見などにより、神経症状の発生を医学的に証明できるもの) 12級13号
局部に神経症状を残すもの(医学的には証明できなくても、被害者の自覚症状を医学的に説明できるもの) 14級9号

裁判基準における後遺障害慰謝料は以下のとおりです。

8級7号 830万円
10級11号 550万円
12級17号 290万円
12級13号 290万円
14級9号 110万円
  • 股関節は脱臼や骨折を併発すると、動かしにくくなることがある
  • 股関節の可動域制限は後遺障害の等級認定を受けることがある