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膝関節可動域制限について教えてください。後遺障害はどうなりますか?

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Question

交通事故に遭い、複合靭帯の損傷と診断されました。その後症状固定となり、治療終了しましたが、膝関節が動かしづらくなりました。
これは後遺障害が残ったというのでしょうか。何級にあたりますか。

Answer

交通事故では、膝を地面に強く打ちつけるなどすると膝関節の怪我を負うことがあります。主な怪我は、複合靭帯損傷、半月板損傷、脛骨高原骨折、膝蓋骨骨折などが挙げられます。
上記複合靭帯損傷とは、膝関節の周辺に存在する損傷(断裂)の総称です。膝の靭帯は、前十字靭帯(ACL)、後十字靭帯(PCL)、内側側副靭帯(MCL)、外側側副靭帯(LCL)の4つの靭帯から成り立っており、その2つ以上の靭帯を損傷すると、複合靭帯損傷と言われます。靭帯は膝の安定性を保つ役割を果たしており、この靭帯を損傷すると、膝の安定性がなくなって膝の運動機能に障害が生じます。膝が動かしづらくなるという状態であれば、それは膝の運動障害が残っていることを指します。

膝関節の怪我の場合、膝の可動域の低下が残る運動障害が後遺障害の等級認定を受ける場合があります。運動障害の内容は以下のとおりです。

運動障害

1下肢の3大関節中の1関節の用を廃したもの 8級7号
1下肢の3大関節中の1関節の機能に著しい障害を残すもの(関節の可動域が健側の関節と比べ2分の1以下に制限されている場合) 10級11号
1下肢の3大関節中の1関節の機能に障害を残すもの(関節の可動域が健側の関節と比べ4分の3以下に制限されている場合) 12級7号

後遺障害の等級認定においては、他動における可動域を測定し、制限があるかどうかを判断しますので、他動で可動域制限がない場合は後遺障害の等級は認定されません。

  • 膝関節の可動域の低下による後遺障害が残ることがある