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14級に至らない後遺症の慰謝料

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後遺障害等級が付かない場合の慰謝料

慰謝料とは、精神的損害に対する賠償であり、後遺障害等級が付かないとしても、精神的損害を負っているといえる後遺症が生じている場合は、慰謝料が認められることがあります。そもそも、後遺障害慰謝料とは、1級から14級までの定型的な後遺障害についての慰謝料を定めるものであり、全ての後遺症に対する慰謝料を網羅しているとはいえません。そのため、そのような等級に該当しない、特殊事例についても、個別に慰謝料額を算定することがあります。

醜状事案の慰謝料

交通事故の怪我によって、体に醜状が生じることがあります。これについての慰謝料は、後遺障害等級においては、外貌(東部、顔面部、頸部等)の醜状と上肢・下肢の醜状について定められているものの、その傷跡の大きさが手のひら大以上であることや少なくとも5センチメートル以上の線状痕であることなどが求められており、それに満たない醜状については後遺障害等級が認定されません。
そのため、このような後遺障害等級の認定が付かないもの、醜状が生じている場合、個別具体的な事情により慰謝料を算定することが必要になります。

慰謝料を認めた過去の裁判例

例えば、過去の裁判例では、上口唇部に約1センチの隆起が生じた航空会社契約社員の女性(年齢不明、独身)について、独身女性であって容姿が重視される性質の職務についていることなどを考慮して、慰謝料額をして100万円を認めた事例もあります。また、接客業の女性(事故当時30歳)の下顎付近に1.5センチ×4ミリと2.5センチ×2ミリの醜状が生じた事案において、同様の理由から140万円の慰謝料を認めた事例もあります。

慰謝料算定の根拠

このように、過去の裁判例では、特に女性の醜状について、その年齢や職業、部位などを考慮して、実質的には後遺障害14級が認定されたのに近いような慰謝料を認めていることがあります。

もっとも、男性についても醜状を理由として慰謝料が認めらえることはあります。たとえば、営業職の男性が醜状により対人関係に消極的になることもあり、その場合には一定程度の慰謝料が認められることもあります。その場合の慰謝料額は幾ばくか上記のような接客が重視される仕事についている女性よりは低い額になり、概ね50万円程度になるように思われます。

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