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加重について

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加重について

後遺障害の加重とは

後遺障害の加重とは、すでに身体障害のあった者が同一の部位にさらに障害を負った場合の後遺障害等級の認定方法をいいます。

例えば、すでに右手の親指を切断している状態で(後遺障害等級9級12号)、交通事故により右腕の肘から下を切断した場合(後遺障害等級5級4号)には、交通事故以前からあった後遺障害等級9級についても考慮することが必要になります。

このことについて、法律は次のように定めています。

自動車損害賠償保障法施行令第二条二項


法第十三条第一項の保険金額は、既に後遺障害のある者が傷害を受けたことによって同一部位について後遺障害の程度を加重した場合における当該後遺障害による損害については、当該後遺障害の該当する別表第一又は別表第二に定める等級に応ずるこれらの表に定める金額から、既にあつた後遺障害の該当するこれらの表に定める等級に応ずるこれらの表に定める金額を控除した金額とする。

すでに身体障害のあった者

ここにいう「すでに身体障害のあった者」とは、特に過去に交通事故により後遺障害等級の認定を受けていた場合に限定されません。つまり、先天的な身体障害がある場合や、交通事故ではない業務上の災害などにより後遺障害等級の認定を受けていた場合なども含まれます。

同一の部位とは

ここにいう「同一の部位」とは、同一系列の範囲内を意味します。

ここにいう「系列」とは、生理学的な視点から35系列に細かく整理されており、例えば、部位の一つである「眼」について、眼球とまぶたに部位を細分し、眼球の視力障害、調整機能障害、運動障害、視野障害という障害別にさらに細分するなどされています。

後遺障害の加重は弁護士にご相談ください。

同一系列であるかどうかは、少々専門的な判断にもなりますので、弁護士に相談されることをお勧めいたします。例えば、交通事故以前から右足に身体障害がある場合で、交通事故により左腕に後遺障害が残ったとしても、加重の問題は生じません。しかし、交通事故以前から右腕に身体障害がある場合で、交通事故により左腕に後遺障害が残った場合には、加重の問題が生じます。後者では右腕と左腕の障害が問題となっているにもかかわらず同一系列とされており、混乱される方も多いと思います。このように「同一系列」の判断は少々複雑となっていますので弁護士にまずはご相談されることをお勧めいたします。

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