弁護士法人 TLEO虎ノ門法律経済事務所 静岡支店 交通事故被害者相談

054-204-5620 24時間WEB予約

交通事故により右大腿膝上切断の後遺障害を負った被害者(症状固定時66歳・男・年金受給者)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

HOME 後遺障害の裁判例 >交通事故により右大腿膝上切断の後遺障害を負った被害者(症状固定時66歳・男・年金受給者)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

交通事故により右大腿膝上切断の後遺障害を負った被害者(症状固定時66歳・男・年金受給者)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

後遺障害慰謝料

後遺障害による慰謝料について、被害者の後遺障害の内容及び程度(併合3級)、習得した技術を活用して行ってきた庭・畑の管理ができなくなるなど身体活動が大幅に制約されるに至ったこと等の事情を考慮して、後遺障害慰謝料として2100万円が認められた。

後遺障害による逸失利益

シニアワークプログラムに基づく緑樹管理技能講習の受講を終了し、造園施行科にて普通職業訓練を了したことが認められるとしても、事故当時に稼働していたと認めることができず、症状固定日における被害者の年齢に加え、就労の蓋然性をうかがわせる事情も認めるに足りる証拠がないとして、被害者に逸失利益が発生したとは認められないとされた。

後遺障害による介護費用等

交通事故により右大腿膝上切断手術を受け、右大腿義足装着となった被害者の義足製作費(262万2253円)、将来の義足交換費用等(7万5811円)、杖の交換費用(2万6401円)は事故と相当因果関係のある損害と認められたが、耐用年数に満たない期間に故障した義足の修理費用及び将来の義足の調整費用については、損害と認められなかった。
被害者が、義足による歩行は可能であったとしても、遠出や長時間の外出の際には、被害者の年齢(症状固定時66歳)や股関節等の問題から、車いすを使用する必要があるとして、車椅子関係費として5万1211円が認められた事例。
被害者が、症状固定日までに自動車の運転が可能であったことは認められるが、自動車に運転補助装置を設置したことの裏付け資料の提出がなく、また、事故後、被害者は自動車を運転していないことが認められ、近い将来において自動車の運転を再開する可能性があるとも認めがたいとして、車の改造費及び運転補助装置を設置した自動車を運転するための教習費が、損害とは認められなかった。
被害者の主張する住居関係費(絨毯交換・床の間補修費用、炬燵購入費、暖房費の増額、耐震改修費)等について、事故との相当因果関係を有する損害とは認められなかった。