弁護士法人 TLEO虎ノ門法律経済事務所 静岡支店 交通事故被害者相談

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交通事故により精神障害(等級12級)、神経系統の機能障害(7級)、胸腹部臓器の障害(7級5号)、脊柱の運動障害(8級2号)、その他視力障害(8級1号)、聴力障害(9級9号)、外貌の醜状(12級14号)等の後遺症を残した被害者(症状固定時59歳・男・土木作業員)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

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交通事故により精神障害(等級12級)、神経系統の機能障害(7級)、胸腹部臓器の障害(7級5号)、脊柱の運動障害(8級2号)、その他視力障害(8級1号)、聴力障害(9級9号)、外貌の醜状(12級14号)等の後遺症を残した被害者(症状固定時59歳・男・土木作業員)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

後遺障害等級

後遺障害等級について、外貌の醜状を除くといずれもが労働能力に深刻な影響を与えるものであり、これらの各障害を抱えた被害者の労働能力は、9割以上が失われたとみるのが相当であって、被害者の後遺障害については通常の併合基準を適用すべきものではなく、その程度は総合すると等級表4級に相当するとみるのが相当であるとされた。

後遺障害(後遺症)による慰謝料

後遺障害(後遺症)による慰謝料について、後遺障害の部位、内容、程度に照らすと後遺障害慰謝料は1800万円とするのが相当であるとした。

後遺障害(後遺症)による逸失利益

後遺障害(後遺症)による逸失利益について、被害者が重機オペレータの資格を有していることからすると、前記年収を逸失利益算定の基礎収入とするのは相当ではなく、平成一六年度賃金センサス高校卒男子労働者の平均賃金である490万1300円を基礎収入とした。また、労災及び自賠責保険実務において等級表4級の労働能力喪失割合が92パーセントと取り扱われていること、障害の部位、程度、原告の職業を勘案すると、原告はその労働能力の92パーセントを失ったと認められるとした。

後遺障害(後遺症)による介護費用

後遺障害(後遺症)による介護費用について、後遺障害の内容等に照らして、自宅のトイレを洋式トイレへ改修した工事費用についても、事故と因果関係のある損害として認めた。

弁護士からのコメント

後遺障害等級について自賠責では5級とされたにもかかわらず、通常の併合基準によらずに4級相当と判断された事例です。裁判手続きでは、必ずしも自賠責の判断と一致せずに、後遺障害による労働能力喪失率等が実質的に判断されることがあります。そのことを示す大変参考になる裁判例といえます。