弁護士法人 TLEO虎ノ門法律経済事務所 静岡支店 交通事故被害者相談

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交通事故により後遺障害併合6級(右膝関節・右足関節の機能障害、右下腿開放骨折後の変形癒合、右下腿の瘢痕及び足大腿の植皮創瘢痕)の後遺症を残した被害者(症状固定時46歳・男・会社員)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

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交通事故により後遺障害併合6級(右膝関節・右足関節の機能障害、右下腿開放骨折後の変形癒合、右下腿の瘢痕及び足大腿の植皮創瘢痕)の後遺症を残した被害者(症状固定時46歳・男・会社員)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

後遺障害等級

加害者側において、被害者の受傷内容から足関節の機能障害は起こりえず、後遺障害等級7級にとどまる旨主張したところ、自賠責保険において、右腓骨骨幹部骨折により機能障害が生じたと認定されており、これを覆すに足りる証拠はないとして、後遺障害等級6級が相当とされた。

後遺障害(後遺症)による慰謝料

後遺障害(後遺症)による慰謝料について、前の仕事ができなくなっただけでなく、日常生活全般に多大な支障が生じているうえ、症状固定後も骨髄炎が再発し、将来右下肢切断となる可能性に不安を抱えながら生活していること等を考慮し、後遺障害等級6級の場合よりも1割程度増額し、後遺障害慰謝料として1300万円が認められた。
なお、入通院慰謝料としては、本件事故による傷害のため、5年以上もの長期にわたる入通院に加え、十数回にも及ぶ手術を余儀なくされ、抑うつ状態や不眠にも悩まされるようになり、心身ともに従前の仕事ができなくなっただけでなく、家族経営であった会社の経営が困難となり被害者の兄が自殺するなど、筆舌に尽くし難い精神的苦痛を被ったことを考慮し、400万円が認められた。

後遺障害(後遺症)による逸失利益

後遺障害(後遺症)による逸失利益について、本件事故前年の収入を基礎とし、67歳までの21年間にわたり、労働能力を67パーセント喪失したものとされた。

弁護士からのコメント

後遺障害等級6級のケースで慰謝料として総額1700万円が認められた事例であり、比較的高額な慰謝料が認められた事例といえます。その理由として、症状固定後も後遺症の悪化が懸念されることや親族が自殺していることなどが事実として適示されており、被害者の精神的苦痛を適切に考慮した裁判例であるといえます。