弁護士法人 TLEO虎ノ門法律経済事務所 静岡支店 交通事故被害者相談

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交通事故により後遺障害等級6級(神経系統の機能・精神の障害、右膝関節の可動域制限等)の後遺症が残った被害者(症状固定時37歳・女・会社員)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

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交通事故により後遺障害等級6級(神経系統の機能・精神の障害、右膝関節の可動域制限等)の後遺症が残った被害者(症状固定時37歳・女・会社員)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

後遺障害(後遺症)による慰謝料

後遺障害(後遺症)による慰謝料について、併合6級の等級認定を受けていることのほか、後遺障害の内容に顔面部の醜状障害があることを考慮すると、1300万円を認めるのが相当であるとされた。

後遺障害(後遺症)による逸失利益

後遺障害(後遺症)による逸失利益について、被害者が事故前から転職する予定であって、内定先の給与条件の内、住宅手当分を控除した9割に相当する金員を基礎収入とし、労働能力喪失率67パーセント、労働能力喪失期間30年として逸失利益の算定が行われた。

後遺障害(後遺症)による介護費用等

被害者がそれまでに乗っていたセダン型の車両では車椅子での昇降に支障があったものと認められるが、車椅子での生活が永続的なものではないことからすると、本件事故と車両の買替えとの間に相当因果関係があるとまではいえないとされた。

弁護士からのコメント

転職予定の被害者の所得について、転職後の所得を参考にして算定された事案です。転職前であって、転居に伴う住宅手当分まで計上すべきではないなど、細かく所得の内容を検討しており、所得の認定において大変参考になる裁判例といえます。
また、被害者の後遺症の程度等に照らして、車両の買い替え費用などの費用が損害に該当するかを実質的に判断しています。後遺症の影響で自宅の改造や転居などを検討することがありますが、必ずしもすべての費用が損害と認定されないことには注意が必要といえます。