弁護士法人 TLEO虎ノ門法律経済事務所 静岡支店 交通事故被害者相談

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交通事故により後遺障害併合8級(肛門機能不全、胸腹部臓器の機能障害、骨盤骨変形等)の後遺症を残した被害者(症状固定時22歳・女・アルバイト・家事手伝い)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

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交通事故により後遺障害併合8級(肛門機能不全、胸腹部臓器の機能障害、骨盤骨変形等)の後遺症を残した被害者(症状固定時22歳・女・アルバイト・家事手伝い)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

後遺障害(後遺症)による慰謝料

後遺障害(後遺症)による慰謝料について、女性でありながら生涯にわたり人工肛門を装着しなければならないこと、骨盤骨の変形によって、産道が狭窄し、通常分娩が困難な状況にあるといえること、腹部や大腿部などに複数の醜状痕を残していること、その他本件にあらわれた諸般の事情を勘案すれば、本件事故による後遺障害による精神的苦痛に対する慰謝料は1200万円が相当であるとされた。

後遺障害(後遺症)による逸失利益

後遺障害(後遺症)による逸失利益について、本件事故による肛門機能不全の後遺障害が残存しており、胸腹部臓器の機能に障害を残し、服することができる労務が相当な程度に制限されているということができるなどとし、労働能力喪失率を45パーセントが相当とした。

弁護士からのコメント

複数の後遺障害のうち、一部の後遺障害については労働能力の喪失に関係しないとしながらも、45%の労働能力の喪失を認めた事例です。具体的な後遺障害の内容としては、①人工肛門装着による身体の各所の痛み、全身の疲労感、②骨盤骨変形、③骨盤骨変形による通常分娩の困難性、④外貌の醜状、⑤右下肢の短縮、⑥頭痛、右手痺れ感等が問題となりました。これらのうち、①、②、⑤、⑥の後遺障害により労働能力の喪失を認められています。一方、③と④の後遺障害による労働能力の喪失は認められていませんが、後遺障害慰謝料により考慮されています。