弁護士法人 TLEO虎ノ門法律経済事務所 静岡支店 交通事故被害者相談

054-204-5620 24時間WEB予約

交通事故により後遺障害等級併合10級(左股関節、左膝関節の機能障害及び大腿部の醜状障害)の後遺症が残った被害者(症状固定時22歳・男・事故当時大学生)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

HOME 後遺障害の裁判例 >交通事故により後遺障害等級併合10級(左股関節、左膝関節の機能障害及び大腿部の醜状障害)の後遺症が残った被害者(症状固定時22歳・男・事故当時大学生)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

交通事故により後遺障害等級併合10級(左股関節、左膝関節の機能障害及び大腿部の醜状障害)の後遺症が残った被害者(症状固定時22歳・男・事故当時大学生)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

後遺障害(後遺症)による慰謝料

後遺障害(後遺症)による慰謝料について、後遺障害の内容及びその他本件に現れた諸般の事情を勘案すれば、後遺障害慰謝料は600万円が相当というべきであるとされた。

後遺障害(後遺症)による逸失利益

後遺障害(後遺症)による逸失利益について、現在は栄養士として勤務しているが走ることが困難であることなど、事故による後遺障害によって現在の仕事に大きな障害が生じているというべきであるとして、被害者の労働能力喪失率を27パーセントとした。

弁護士からのコメント

大腿部の醜状障害の後遺障害について、その慰謝料や逸失利益が争点となった事案です。裁判所は、「外貌とは、頭部、顔面部及び頸部のように、上肢及び下肢以外の日常露出する部分をいうものと解するべきであるから、醜状が残存する左大腿部は、外貌には当たらないというべきである。」とし、大腿部の醜状障害の後遺障害が外貌ではないことを前提として、慰謝料等を判断しています。
なお、加害者側は、醜状障害の労働能力への影響を否定するとか、現在勤務先から給与を受けているなどの主張をしていたものの、裁判所は、醜状障害も仕事上認められる障害に相当程度影響しているとし、被害者の現在の収入については、被害者の相当な努力及び職場の理解によるものであるとし、いずれの主張も認めていません。