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交通事故により後遺障害等級11級(脊柱変形障害)の後遺症を残した被害者(症状固定時34歳・男・事故時競輪選手)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

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交通事故により後遺障害等級11級(脊柱変形障害)の後遺症を残した被害者(症状固定時34歳・男・事故時競輪選手)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

後遺障害(後遺症)による慰謝料

後遺障害(後遺症)による慰謝料について、競輪選手になるという長年の夢を努力の結果かなえて約8年にわたって活動してきたにも関わらず、本件事故後、活動できなくなったことなど特別の事情も加味し、500万円の後遺障害慰謝料が認められた。

後遺障害(後遺症)による逸失利益

後遺障害(後遺症)による逸失利益について、少なくとも症状固定後1年程度は競輪選手として活動できたことを前提として、35%程度の労働能力を喪失したものとし、症状固定から2年後からは競輪選手として活動しないことを前提に、20%程度の労働能力を喪失したとされた。

弁護士からのコメント

交通事故により競輪選手としてのキャリアを絶たれた被害者の後遺障害慰謝料や逸失利益が争点となった事例です。競輪選手としての活動以外であれば、就業も可能であるといえる後遺障害であったことから、再就職までの期間等を考慮して症状固定後1年間とそれ以後に分けて労働能力の喪失率が判断されるなどしています。慰謝料としても、比較的高額な500万円とされています。職業上の特別な事情を考慮し、被害者の救済を図った裁判例といえます。
なお、再就職後の基礎収入についても、競輪選手として活動していた期間の年収を参考にして算定して比較的高額な基礎収入を算定しており、その点についても被害者の救済を図った事例であるといえます。逸失利益の算定においては、このような職業上の事情を丁寧に主張立証していくことが大切です。