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交通事故により後遺障害等級12級12号(難治性疼痛、現行基準の12級13号相当)の後遺症を負った被害者(男性・時51歳・解体業)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

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交通事故により後遺障害等級12級12号(難治性疼痛、現行基準の12級13号相当)の後遺症を負った被害者(男性・時51歳・解体業)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

後遺障害(後遺症)による慰謝料

就労期間中における平均労働能力喪失率については14%と考えられるものの、これは平準化したものであり、痛みをはじめとした症状自体は相当に強いものであると認められ、就労への現実的な影響も無視できないこと、少なくとも精神的苦痛に関しては労働能力喪失率14%として考えられる平均的な事案(後遺障害12級相当)を大きく上回るものというべきとし、本件については特段の事情があるものとして、通常の後遺障害12級相当とされる事案の一般的な金額よりは大きく増額することが相当であり、400万円とした。

後遺障害(後遺症)による逸失利益

被害者の後遺障害について、12級13号事案より高く評価されうること、症状永続の蓋然性に疑問があり、労働能力喪失率が14%を大きく下回りうることの両方を織り込んだ上で、全体を標準化し、平均14%の労働能力喪失が生じるものと認めるのが相当とした。

弁護士からのコメント

認定された後遺障害等級の事案の一般的な後遺障害慰謝料の金額より、大きく増額した慰謝料が認められた事例です。なお本件では、被害者の症状がCRPSに該当するか否かの検討、判断に積極的な意義はなく、CEPSに関しての様々な基準を参考としつつ、他類型の後遺障害における取扱との均衡を考慮したうえで、後遺障害慰謝料等の認定を行っていくことが相当であるとされました。