弁護士法人 TLEO虎ノ門法律経済事務所 静岡支店 交通事故被害者相談

054-204-5620 24時間WEB予約

交通事故により後遺障害等級併合12級(右膝痛等)の後遺症を負った被害者(女性・症状固定時34歳・宮大工見習い)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

HOME 後遺障害の裁判例 > 交通事故により後遺障害等級併合12級(右膝痛等)の後遺症を負った被害者(女性・症状固定時34歳・宮大工見習い)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例             

交通事故により後遺障害等級併合12級(右膝痛等)の後遺症を負った被害者(女性・症状固定時34歳・宮大工見習い)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

後遺障害(後遺症)による慰謝料

後遺障害(後遺症)による慰謝料について、後遺障害は併合12級に該当するが、等級認定を受けた後遺障害のほかにも、女性である被害者の両肘と右膝に肥厚性瘢痕が残ったこと、後遺障害の影響により転職を余儀なくされたことなどを考慮し、370万円が相当であるとした。

後遺障害(後遺症)による逸失利益

事故時の年収は180万円であったが、収入が低かったのは宮大工の見習いであったことが影響していると考えられ、事故後に転職して414万80円の収入を得たことが認められるため、基礎収入は症状固定時の賃金センサス女子大学・大学院卒全年齢平均の95%である423万8140円が相当とし、後遺障害が併合12級であることに照らせば、労働能力喪失率は14%であり、将来にわたって症状が残存するものと認められるから、症状固定日から就労可能年齢である67歳までの33年間の労働能力喪失期間を認めることができるとし、逸失利益は949万4916円とした。

弁護士からのコメント

慰謝料の算定に当たり、等級を受けていない症状等も考慮された事例です。本件事故による被害者の後遺障害は併合12級に該当しますが、等級認定を受けた後遺障害のほかにも、女性である被害者の両肘と右膝に肥厚性瘢痕が残ったこと、後遺障害の影響により転職を余儀なくされたことといった事情が、慰謝料の算定に当たって考慮された裁判例です。