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交通事故により後遺障害等級13級(左手関係障害、腸骨関係障害)の後遺症を負った被害者(女性・症状固定時68歳・主婦)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

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交通事故により後遺障害等級13級(左手関係障害、腸骨関係障害)の後遺症を負った被害者(女性・症状固定時68歳・主婦)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

後遺障害(後遺症)による慰謝料

後遺障害(後遺症)による慰謝料について、約30年にわたり習っていた能管の演奏が全くできなくなり、小鼓の演奏が長時間続けられなくなったことを考慮し、精神的苦痛を慰謝するには、300万円をもってするのが相当とされた。

後遺障害(後遺症)による逸失利益

後遺障害(後遺症)による逸失利益について、腸骨関係障害については、労働能力に影響がないものの、左手関係障害によって、力を入れる仕事が困難となり、雑巾がけの後などには強烈なしびれと痛みを感じるなど種々の不便が発生していることが認められるため、少なくとも9%の労働能力を喪失したものと認めるのが相当とされた。

弁護士からのコメント

被害者が68歳主婦の事例です。被害者の後遺障害は左手関係障害と腸骨関係障害ですが、そのうち腸骨関係障害については、労働能力に有為の影響があったことは認められず、左手関係障害による労働能力の喪失が認められた裁判例です。 なお、逸失利益の算定に際し、被害者は高齢の母親と同居しており、家族関係は2人でしたが、同居の家族が死亡することによって主婦労働はなくなるものではないこと、家族関係が少ないことをもって直ちに被害者の主婦労働の価値を減額すべきものとは、にわかに認め難いものであるといった点についても触れています。