弁護士法人 TLEO虎ノ門法律経済事務所 静岡支店 交通事故被害者相談

054-204-5620 24時間WEB予約

交通事故により後遺障害等級併合14級5号(右足部の瘢痕)の後遺症を負った被害者(女性・事故時9歳)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

HOME 後遺障害の裁判例 > 交通事故により後遺障害等級併合14級5号(右足部の瘢痕)の後遺症を負った被害者(女性・事故時9歳)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

交通事故により後遺障害等級併合14級5号(右足部の瘢痕)の後遺症を負った被害者(女性・事故時9歳)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

後遺障害(後遺症)による慰謝料

後遺障害(後遺症)による慰謝料について、思春期にかかる年頃であり、同級生等から足の傷を指摘されている様子や、年頃の女性として、服装が限られるといったこと、再手術により形成手術を受けたとしても、きれいに回復するかは不明な模様であることを考慮すると、14級に相当する慰謝料のみでなく、250万円が相当であるとした。

後遺障害(後遺症)による逸失利益

醜状痕自体により労働能力が失われることはないものの、長く立ち止まっていると痛みや痺れがあること、同級生から傷跡の指摘がされていること、プールや公衆浴場の使用を避けることなどが認められ、醜状痕により行動や発想の制限を受け、将来の職業について自由に考え、選択するとは認められないという状態からすると、労働能力の喪失が存在するといえ、同時に、足の痛みや傷跡は回復する可能性も含んでいるので、就労後5年間程度の間で、労働能力の喪失率は5%認められるとした。

弁護士からのコメント

事故時9歳の女児が被害者の事例です。後遺障害等級14級に相当する慰謝料の基準は、損害賠償額算定基準(通称「赤い本」)によれば110万円とされています。本件裁判例では、被害者が思春期にかかる年頃の女性として、服装が限られること、同級生等から心ない言葉を受けていること、形成手術による回復の見込みが不明であることから、14級に相当する慰謝料のみではなく、これらの事情を加え、250万円が相当とされました。