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胸髄損傷による後遺障害1級(両下肢完全麻痺等)の後遺症を残した被害者(症状固定時6歳・男)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

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交通事故により高次脳機能障害(後遺障害等級1級3号)の後遺障害を負った男性(症状固定時27歳・大学院博士課程1年生)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

後遺障害慰謝料

後遺障害(後遺症)による慰謝料について、アメリカ及び日本国内の脊髄損傷回復施設において機能回復等のため極めて過酷なトレーニングを受けたこと、それらの費用は本訴において請求していないこと等を総合勘案して、後遺障害慰謝料として3000万円が認められた。

後遺障害による介護費用等

被害者の将来の介護費用として、母親が67歳に達するまでは1日8000円、その後被害者が死亡するまでは職業付添人による介護を想定し1日1万5000円が認められた

本件事故以前被害者らは自家用車を所有していなかったが、事故後は移動のために車両が必要となったこと、電動式スライドステップは必要不可欠であること、4人家族で、複数の車いすを運搬する必要があること等から、ミニバンクラスの大型車両が必要であるとして、車両購入費として425万4410円が認められた。
将来発生する損害に関する賠償方法として定期金賠償を請求していることにつき、被害者が強く希望していることに加え、将来介護費等は将来にわたって定期的に支出を要する費用であり、被害者の年齢に照らし、その介護期間は相当長期に及ぶことが予想され、定期金賠償による賠償方法になじみやすいことを考慮して、定期金賠償を命じるのが相当とされた。

弁護士からのコメント

後遺障害等級1級の認定を受けた被害者の損害額等について判断した裁判例です。介護費用の定期金賠償を認めた事例であり、賠償金をまとめて一括払いとしていない点に特徴があります。介護期間が長期に及ぶ場合には、定期金賠償とする方が適正な賠償金を受け取れることがあるため、本件のように、事案によっては定期金賠償を検討すべきといえます。