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交通事故により死亡した被害者(男性・死亡時58歳・大学教授)の慰謝料等を判断した裁判例

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交通事故により死亡した被害者(男性・死亡時58歳・大学教授)の慰謝料等を判断した裁判例

死亡による慰謝料

事故発生の原因は、加害者が右折先の横断歩道上の安全確認を怠ったことにあり、被害者には何らの過失も認められないことや、加害者がアルコールを体内に保有する状態で運転していたこと、本件事故により業務上過失致死罪で禁固1年6か月の判決を言い渡されたこと等に鑑み、被害者の慰謝料として2400万円が相当とした。 肉親の死亡といった精神的苦痛を被ったことにつき、遺族ら4人に固有の慰謝料として、一人当たり150万円が相当とした。

死亡による逸失利益

死亡による逸失利益について、高齢な両親と同居しており、生活費の負担の面でも家事労働の面でも、被害者が両親の生活を支えていたこと、勤めていた大学の定年は70歳であり、約12年間勤務することが可能であったこと、非常勤として勤めていた大学においても、通常の就労可能年数である67歳までの約9年間程度の勤務は可能であったこと、事故当時の収入等を総合的に考慮すると、8822万7208円となるとされた。

弁護士からのコメント

被害者が大学教授の事例です。交通死亡事故の被害者が一家の支柱である場合、死亡慰謝料の総額は2800万円が基準となっており、具体的な自由によって増減されます。本件事故の場合、加害者がアルコールを体内に保有する状態で運転していたことや、本件事故について業務上過失致死罪で禁固1年6か月の判決を受けたことなどが勘案され、合計3000万円の死亡慰謝料が認められた裁判例です。