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交通事故により死亡した被害者(女性・死亡時3歳)の慰謝料等を判断した裁判例

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交通事故により死亡した被害者(女性・死亡時3歳)の慰謝料等を判断した裁判例

死亡による慰謝料

本件事故は、加害者の一方的過失により惹起された事故であることはもとより、信号機の標示に従い車両を進行させるという運転者としての最も基本的な注意義務に反した加害者の過失が真に重大であることが明らかといえ、被害者は、未だ死の意味すら十分に理解しかねる幼少の身で突然の死を余儀なくされたのであり、その肉体的、精神的苦痛は大きく、突然に幼子を喪った父母や近親者らにおいて、その死を受容しかね呻吟する有様が顕著であることから、死亡による慰謝料について、本人分2200万円、近親者固有分の慰謝料として、被害者の父母につき各300万円の、合計2800万円とした。

死亡による逸失利益

死亡時3歳の幼児であり、就労開始時まで相当年数を残すことから、現時点において将来における就労ないし収入状況等を的確に把握するに能わず、逸失利益の算定に当たっては、賃金センサスの平均賃金に拠るべきであるとし、生活費控除率45%、18歳から67歳まで就労可能であるから、2343万1554円の逸失利益を認めた。

弁護士からのコメント

死亡事故の被害者が3歳という幼児の事例です。逸失利益の算定に当たって、就労開始時まで相当年数があることから、本件事故時点における男女の賃金格差を前提とした賃金センサスの女子労働者全年齢平均賃金等に依拠するのではなく、全労働者の全年齢平均賃金を基礎収入とした裁判例です。