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交通事故により死亡した被害者(男性・事故時胎児・死亡時生後7か月)の慰謝料等を判断した裁判例

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交通事故により死亡した被害者(男性・事故時胎児・死亡時生後7か月)の慰謝料等を判断した裁判例

死亡による慰謝料

本件事故の態様、被害者の年齢、家族関係、被害者の出生後死亡に至るまでの経緯、その他本件に顕れた一切の事情を考慮すると、死亡による慰謝料について、遺族固有分も含めて2200万円とした。

死亡による逸失利益

被害者が死亡時0歳の男子であったことに照らせば、本件事故がなければ、18歳から67歳までの49年間就労することが可能であり、その間の生産費を控除した後の収入として、死亡による逸失利益について、少なくとも1830万3901円が認められるとした。

弁護士からのコメント

追突事故に遭った妊婦が超未熟児として出産した男児が、7か月後にライ症候群により死亡した事例です。本件交通事故と早産との間の相当因果関係の有無と、早産と男児の死亡との間の相当因果関係の有無が争点となりました。この2点につき、それぞれ相当因果関係が認められたため、本件事故と男児の死亡との間に相当因果関係があるとされた裁判例です。

なお、被害者遺族らの尽力もあり、出生後は一応順調な経過を辿ったこと等からすれば、生存の可能性を相当程度残しているのであって、被害者の死亡に伴う損害のすべてを帰責することには疑問があるとし、7割の限度で加害者に賠償責任を負わせるのが相当であるとしました。