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交通事故により死亡した被害者(男性・死亡時16歳・高校生)の慰謝料等を判断した裁判例

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交通事故により死亡した被害者(男性・死亡時16歳・高校生)の慰謝料等を判断した裁判例

死亡による慰謝料

16歳の若さで、安全なはずの歩道上で何ら落ち度もないにもかかわらず、歩道に乗り上げてきた自動車に衝突されて尊い命を落とすに至ったものであって、その無念さは察するに余りあること、本件交通事故の原因は、加害者の酒気帯び運転中の居眠り運転という極めて重大な過失によるものである。

また、加害者による本件事故直後の大麻の投棄や、自ら119番通報及び110番通報をしなかったことは、慰謝料の増額方向に作用する事情になり得るものであるといえ、以上の諸事情を考慮すると、死亡による慰謝料について、本人分2200万円、被害者の父母につき各250万円の、合計2700万円が相当とした。

死亡による逸失利益

死亡による逸失利益について、被害者は在学する進学校において、学年でもトップクラスの学業成績を残していた生徒であって、将来は大学を卒業し高校の数学教師になることを目標としていた。このような被害者の死亡当時の極めて優秀な学業成績、大学在学中である被害者の姉の進路等を考えれば、基礎収入は大卒男子の全年齢平均賃金によるのが相当であり、独身男性として50%の生活費を控除した、逸失利益4340万2822円を相当とした。

弁護士からのコメント

16歳の高校生が被害者の事例です。本件交通事故の原因が酒気帯び運転中の居眠り運転という極めて重大な過失によることや、事故直後の加害者の行動を考慮し、死亡慰謝料が基準額よりも増額された裁判例です。