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交通事故により死亡した被害者ら(A・死亡時53歳・有職主婦、B・死亡時19歳・学生、C・死亡時6歳)の慰謝料等を判断した裁判例

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交通事故により死亡した被害者ら(A・死亡時53歳・有職主婦、B・死亡時19歳・学生、C・死亡時6歳)の慰謝料等を判断した裁判例

死亡による慰謝料

死亡による慰謝料について、死に至る態様は極めて凄惨で残酷であって、その肉体的苦痛は想像を絶し、本件事故は、渋滞により減速していた被害車両に対し、加害者が居眠り運転をして一方的に追突したというものであって、被害車両を運転していた被害者Aに過失はなく、被害者らに全く責められる点はない。

被害者Aの死亡による慰謝料について、本人分2700万円、Aの子2人各200万円、Aの母親100万円の合計3200万円を認めるのが相当であるとした。

被害者Bの死亡による慰謝料について、本人分2500万円、Bの父親300万円の合計2800万円を認めるのが相当であるとした。

被害者Cの死亡による慰謝料について、本人分2000万円、Cの父母各300万円の合計2600万円を認めるのが相当であるとした。

死亡による逸失利益

Aの死亡による逸失利益について、事故時53歳であり、67歳まで14年間稼働し、毎年、事故前年の年収である654万7893円を得ることができたと認めるのが相当であるとし、3888万8984円とした。

Bの死亡による逸失利益について、事故時19歳であり、大学卒業時である22歳から67歳まで45年間稼働し、賃金センサス男性労働者大卒全年齢平均年収額を得ることができたと認めるのが相当であるとし、5177万8724円とした。

Cの死亡による逸失利益について、事故時6歳であり、稼働可能年齢である18歳から67歳まで49年間稼働し、賃金センサス男性労働者学歴計全年齢平均年収額を得ることができたと認めるのが相当であるとし、2809万7944円とした。

弁護士からのコメント

高速道路上において、渋滞により減速していた車両に、居眠り運転の加害車両が追突し、自動車5台を巻き込み5名を死亡させ、6名を負傷させた多重衝突事故の事例です。潰された被害車両の中で身動きをとれないまま焼死した被害者らの、死に至る態様は極めて凄惨で残酷なものであること、加害者の運転態度が極めて悪質であることや、安全な交通輸送に関心を払っていなかった加害者会社の責任の重大さを考慮し、基準を上回る金額の死亡慰謝料を認めた裁判例です。