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交通事故により第五胸髄以下完全麻痺(後遺障害等級一級)の後遺症を負った大学生(男性、21歳)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

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交通事故により第五胸髄以下完全麻痺(後遺障害等級一級)の後遺症を負った大学生(男性、21歳)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

後遺障害慰謝料

追越しのため対向車線にはみ出して走行していた加害車(普通乗用自動車)を、対向車線を走行中の被害車(自動二輪車)が避けようとして転倒した事故により後遺障害等級1級の後遺障害を負い、希望していた管理栄養士の仕事に就くことができなくなったこと、加害車運転者加入の任意保険限度額は5000万円であり、治療費等へ充当後の残額は2000万円程度にすぎないこと、いまだ加害車運転者から損害賠償につき十分な誠意が示されていないこと等の事情を考慮し、被害者の後遺障害に対する慰謝料として、3000万円が認められた。
交通事故の加害車の一方的過失により、一人息子である被害者が25歳の若さで後遺障害等級1級の後遺障害を負い、今後介護を継続しなければならないこと等を考慮し、被害者の両親に対する慰謝料として、各250万円が認められた。

後遺障害による逸失利益

後遺障害による逸失利益について、交通事故により受傷した被害者(症状固定時25歳・男・大学生)につき、賃金センサス大学卒男子労働者全年齢平均年収を基礎とし、本件事故により症状固定時から67歳まで労働能力を100パーセント喪失したとして、ライプニッツ方式により中間利息を控除して、逸失利益が算定された。

後遺障害による介護費用等

交通事故により胸から下が完全に麻痺し、後遺障害等級1級の後遺障害を負った被害者が外出するためには、運転できるよう特別の改造を施した自動車を用いる必要があり、その購入費として191万4880円を要していること、平均余命中、5年ごとに自動車を買い換える必要があり、その都度自動車購入代金及び改造費用として200万円を要するとして、ライプニッツ方式により中間利息を控除して将来にわたる自動車購入・改造費用が認められた。