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交通事故により後遺障害等級併合4級(高次脳機能障害等)の後遺症を負った被害者(男性・症状固定時43歳・トラック運転手)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

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交通事故により後遺障害等級併合4級(高次脳機能障害等)の後遺症を負った被害者(男性・症状固定時43歳・トラック運転手)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

後遺障害慰謝料

被害者の後遺障害の内容・程度に照らし、これを慰謝する金額として、2370万円を認めるのが相当であるとした。

後遺障害による逸失利益

被害者は本件交通事故当時40歳で、将来にわたって継続してトラック運転手として勤務する可能性があり、今後、収入の増加が見込まれる長距離運送に従事することが期待できたこと、67歳まで24年間にわたって稼働することができたものと認められること等を考慮すると、賃金センサス全労働者平均の年収額488万1100円程度の賃金を得る蓋然性があったものと認められる。そして、高次脳機能障害及びそれ以外の障害により、被害者は一般就労が極めて困難な状態となっており、本件事故によって労働能力を100%喪失したものというべきであるとした。

後遺障害による介護費用等

被害者は日常生活において、食事、着替え、入浴、排泄等を、基本的に他人の介助によらずに行うことが可能であるが、日常生活のほぼ全般にわたって随時声掛けを行って行動に出ることを促す必要があり、食事量、火の取扱い、金銭管理等について注意することなども必要であることからすれば、親族による付添いが必要であると認められ、必要とされる付添いの内容としては声掛け及び看視が中心であることからすれば、平均余命期間の全期間を平均して、日額5000円をもって相当と認め、3049万7940円を将来付添費と認めるとした。

弁護士からのコメント

トラック運転手の男性が被害者の事例です。後遺障害等級4級の一般的な労働能力喪失率が92%であるところ、日常生活動作、意思疎通能力、問題解決能力、作業負荷に対する持続性・持久性、社会行動能力のほか、労災保険で1級1号と認定されたこと、精神障害者保健福祉手帳(1級)が交付されたことも併せて考慮し、基準を上回る100%の労働能力喪失率が認められた裁判例です。

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