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交通事故により後遺障害等級併合6級(高次脳機能障害)の後遺症を負った被害者(女性・症状固定時23歳・アルバイト)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

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交通事故により後遺障害等級併合6級(高次脳機能障害)の後遺症を負った被害者(女性・症状固定時23歳・アルバイト)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

後遺障害慰謝料

本人尋問においての加害者の態度が、反抗的で攻撃的であったことは、被害者にとっては、被害者の生活は一変したにもかかわらず、加害者が何らかわらない生活を送っていることを明らかにし、加害者の反省していない態度を見せられた結果となることからすると、被害者の精神的苦痛が増し、慰謝料の増額事由に該当すると認められる。このような事情を考慮し、その慰謝料は、1,210万円が相当と認められるとした。

また、被害者の母親について、被害者が11歳程度の能力で、軽易な労務しか服することができなくなり、家事等一切を行えず、結婚することも難しいため、将来にわたって扶養していく必要が生じたと認めることができ、死亡にも比肩しうる精神的苦痛を認めることができることから、近親者の慰謝料として100万円を認めた。

後遺障害による逸失利益

本件交通事故により、被害者は日常生活上の記憶力、判断力、社会生活能力の低下が認められる状態であり、日常生活の全部を独力で行うことはできない状態となった。基礎収入について、本件事故前、事務職の正社員に就労するため、アルバイトをしながら就職先を探している段階であったこと等から、女性労働者高卒の年収額と認められ、平均余命85.49歳までの63年間、労働能力を67%喪失したものと認められるとした。

弁護士からのコメント

23歳の女性が被害者の事例です。被害者の後遺障害が重度である場合には、被害者本人の後遺障害慰謝料だけでなく、被害者の近親者にも別途慰謝料請求権が認められます。本件裁判例では、「我が子に人並みな幸せを。」と願う被害者の母親の失望が大きいものと認められることから、死亡にも比肩しうる精神的苦痛を認めることができるとし、被害者の母親について100万円の慰謝料が認められました。

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