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交通事故により後遺障害等級7級12号(前額部の醜状痕)の後遺症を負った被害者(女性・22歳・ホテル勤務)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

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交通事故により後遺障害等級7級12号(前額部の醜状痕)の後遺症を負った被害者(女性・22歳・ホテル勤務)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

後遺障害慰謝料

被害者はモデル志望であり、本件事故に遭わなければモデルとなれたかどうかは定かではないものの、少なくとも本件事故のためにこれを諦めたものであること、前額部の醜状痕が肌の調子により浮き出た際には同僚等からどうしたのかと聞かれ、つらい思いをしていること、左上腕部の瘢痕は後遺障害等級には該当しないものの、そのため半袖等の着用も控えていること、後遺障害による逸失利益は認定していないこと等の諸事情に鑑み、被害者主張の金額を超える1450万円とするのが相当とした。

後遺障害による逸失利益

本件事故の前後で被害者の給与・賞与はほとんど変わっておらず、後遺障害の醜状痕は、一般論として直ちに労働能力に影響を及ぼす性質のものではなく、後遺障害の具体的な内容及び程度、給与・賞与の金額の変化に照らしても、後遺障害があるがために将来得べかりし利益を喪失したという逸失利益があると認めるには足りず、被害者の後遺障害による損害は、これによって種々の精神的な苦痛を強いられているという面から評価するのが相当であるとして、逸失利益については認められないとした。

弁護士からのコメント

若い女性が被害者の事例です。後遺障害等級7級の後遺障害慰謝料の基準額は1000万円のところ、本件裁判例では基準を大幅に上回る1450万円の後遺障害慰謝料が認められました。被害者の後遺障害が、労働能力に影響を及ぼすものではないからと逸失利益を否定したこととのバランスを取り、慰謝料で斟酌した裁判例です。