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交通事故により後遺障害等級8級9号(下肢短縮)の後遺症を負った被害者(男性・症状固定時38歳・宅配業務)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

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交通事故により後遺障害等級8級9号(下肢短縮)の後遺症を負った被害者(男性・症状固定時38歳・宅配業務)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

後遺障害慰謝料

後遺障害の内容及び程度によれば、本件後遺障害が残存したことにより被害者が被った苦痛は、830万円をもって慰謝するのが相当であるとした。

後遺障害による逸失利益

被害者は本件事故後、勤務先での宅配業務を再開したが、移動に時間を要する、長時間の歩行困難等、業務における支障が生じた。被害者の収入は、本件事故の前の水準に回復しているものの、これは、帰宅後に妻のマッサージを受けながら業務に従事し、荷物の運搬を伴わない物販で成績を伸ばすという努力を継続するとともに、会社が被害者に対して少ない労力で高い歩合給を得られる特定の取引先を担当させるという特別の配慮をすることによってようやく維持されているものであり、かかる特別の努力又は特別の配慮は、被害者の就労可能期間を通じて継続するとは考え難く、財産上の損害が生じていると認めるのが相当である。

後遺障害による逸失利益は、本件事故前年の年収を基礎収入、労働能力喪失率を45%とし、67歳までの29年間を喪失期間として算定するのが相当であり、4535万9705円となるとした。

弁護士からのコメント

宅配業務に従事する男性が被害者の事例です。被害者に減収はないものの、事故前の水準を維持できているのは、本人の特別の努力や、勤務先での特別の配慮によるものであるとし、後遺障害による逸失利益があることを認めた裁判例です。

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