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交通事故により後遺障害等級10級(左膝の機能障害)の後遺症を負った被害者(女性・症状固定時31歳・一級建築士)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

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交通事故により後遺障害等級10級(左膝の機能障害)の後遺症を負った被害者(女性・症状固定時31歳・一級建築士)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

後遺障害慰謝料

本件事故の態様、被害者の傷害の部位、程度、治療の経過、後遺障害の内容程度、その他諸般の事情を考えあわせると、後遺障害による慰謝料は350万円とするのが相当とした。

後遺障害による逸失利益

後遺症により一級建築士としての職務が困難であり、相当程度業務内容が制約されることが認められ、独立開業している一般健常者の一級建築士に比し収入面においても相当の制約を受けると推認されること、資格は男女平等な独立開業の一級建築士であり、性差がセンサス上の賃金のように顕著な差異を生ずるものとはいい難いこと、及び確定申告所得による収入実態からすると、女子労働のそれによるよりも、男子労働者のそれを基準とすることの方が合理的であるとし、賃金センサス企業規模計・産業計・男子労働者学歴計・旧大新大卒30~34歳を基礎とし、67歳まで36年間にわたり、労働能力を20%喪失したとして、後遺障害による逸失利益は1644万5422円とした。

弁護士からのコメント

一級建築士の資格を持つ女性が被害者の事例です。その資格が男女平等であり、性差が賃金センサス上の賃金のように顕著な差異を生ずるものではないとして、年齢別大卒男子労働者の平均収入を逸失利益算定の基礎収入とした裁判例です。