弁護士法人 TLEO虎ノ門法律経済事務所 静岡支店 交通事故被害者相談

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交通事故により後遺障害等級併合11級(右足趾の欠損、右足背~側面全域の瘢痕等)の後遺症を負った被害者(女性・事故時7歳・症状固定時17歳・大学生)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

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交通事故により後遺障害等級併合11級(右足趾の欠損、右足背~側面全域の瘢痕等)の後遺症を負った被害者(女性・事故時7歳・症状固定時17歳・大学生)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

後遺障害慰謝料

本件事故の態様、後遺障害の程度等のほか、特に右足背~側面全域の瘢痕及び左大腿の採皮痕は、被害者にとって軽視できない障害であり、対人関係や対外的な活動に消極的になるなど、将来的に計りがたい影響を及ぼすおそれがあることを最大限に考慮して、被害者の後遺障害慰謝料は、620万円と認めるのが相当とした。

後遺障害による逸失利益

被害者は大学看護学部の学生であり、卒業後は、同大学病院の看護師相当の収入を得る蓋然性があるものと認められ、賃金センサスを基礎収入とし、労働能力喪失率は14%であるから、後遺障害による逸失利益は、900万8763円とした。

弁護士からのコメント

事故当時7歳の大学生が被害者の事例です。被害者の後遺障害のうち、右足背~側面全域の瘢痕と左大腿の採皮痕は、被害者にとって軽視できない障害であることは間違いないとしても、看護師としての労働能力に関していえば日常的に直接的な影響を与えるものとはいえず、労働能力に影響がないものとされました。しかし、対人関係や対外的な活動に消極的になるなど、間接的に労働に影響を及ぼすおそれが認められるのみというほかはなく、後遺障害慰謝料における増額事由として評価するのが相当であるとし、基準額を大きく上回る後遺障害慰謝料を認めた裁判例です。