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交通事故により後遺障害等級8級(右眼失明、外斜視及び外貌に著しい醜状等)の後遺症を残した被害者(男児・事故当時10歳)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

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交通事故により後遺障害等級8級(右眼失明、外斜視及び外貌に著しい醜状等)の後遺症を残した被害者(男児・事故当時10歳)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

後遺障害(後遺症)による慰謝料

後遺障害(後遺症)による慰謝料について、被害者が本件事故により生じた右目失明の後遺障害により、遠近感、視野等に影響をきたし、学校の体育授業において行われる球技が困難になるなど、その日常生活に支障をきたすことが多くなったこと、外斜視について、友人からも指摘されるなどしてひどく気にするようになり、両親に対してこれを直すための手術を懇願して手術を受けたが、手術時の激痛から本人としては二度と受けたくないとのものであつたこと等その他本件に現れた一切の事実を斟酌すれば、本件事故による精神的苦痛を慰謝するための金額は1000万円が相当であるとされた。

後遺障害(後遺症)による逸失利益

後遺障害(後遺症)による逸失利益について、被害者は本件事故当時小学校に通う健康な男児で、同人はその後小学校を卒業して現在中学校一年に在学して、その学業成績は中の上程度であること、同人の両親はともに大学院修士課程を修了していることなどから、労働可能期間である22歳から67歳までの45年間につき少なくとも1年あたり平成二年賃金センサス第一巻第一表産業計・企業規模計・男子労働者・大学卒・全年齢の平均賃金額である612万1200円の収入を得ることができたものと推認されるとした。

弁護士からのコメント

失明等の後遺障害を残した被害者について、事故当時10歳であったことから、慰謝料や逸失利益が争点となった事例です。被害者の基礎収入の算定においては、両親が高学歴であったことや被害者が事故後にも勉学に励んでいたことなどから大学進学の可能性が高いとされ、大学卒の平均賃金により算定されています。被害者が子どもである場合の基礎収入の算定において、大変参考になる裁判例といえます。

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