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交通事故により後遺障害等級併合11級(嗅覚脱出等)の後遺症が残った被害者(症状固定時29歳・男・焼き鳥店勤務)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

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交通事故により後遺障害等級併合11級(嗅覚脱出等)の後遺症が残った被害者(症状固定時29歳・男・焼き鳥店勤務)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

後遺障害(後遺症)による慰謝料

後遺障害(後遺症)による慰謝料について、原告が将来の夢であった和食の飲食店の開店を断念せざるを得ず、また、調理人として生きていくこともできなくなったことなどから、後遺障害慰謝料は500万円とするのが相当であるとされた。

後遺障害(後遺症)による逸失利益

後遺障害(後遺症)による逸失利益について、被害者が和食の飲食店を自ら開業する夢をもち、妻の理解も得て、勤務先店主の了解を得たうえ、それを前提として同店で勤務をしていたものと認められるところ、同店で勤務や将来の飲食店の開店に不可欠ともいえる嗅覚脱出に陥ったということができ、これにより同店での勤務や将来の飲食店開店を断念せざるをえなかったとして、後遺障害による労働能力喪失率を14%、労働能力喪失期間38年として、逸失利益の算定がされた。

弁護士からのコメント

嗅覚脱出の後遺症を負った調理人の慰謝料等を判断した裁判例です。調理人としてのキャリアを築く見通しがあったことが慰謝料や逸失利益の算定の前提として確認されており、その上で、そのキャリアを失ったことの慰謝料等が算定されています。なお、嗅覚脱出の他に、歯牙破折と顔面部の醜状障害があったものの、その後遺症による労働能力の喪失は認められておらず、専ら嗅覚脱出の後遺症のみの逸失利益が認定されています。

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