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交通事故により後遺障害等級併合12級(左足の疼痛、左足内部の瘢痕等)の後遺症を負った被害者(女性・症状固定時19歳・医学部生)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

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交通事故により後遺障害等級併合12級(左足の疼痛、左足内部の瘢痕等)の後遺症を負った被害者(女性・症状固定時19歳・医学部生)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

後遺障害(後遺症)による慰謝料

後遺障害(後遺症)による慰謝料について、左足の疼痛の症状が将来における医師としての進路選択に一定の影響を及ぼし得る程度のものであったことなどが考慮され、390万円が相当とされた。

後遺障害(後遺症)による逸失利益

被害者が入学した大学医学部の学生が医師国家試験に合格し医師として就業する蓋然性は高いことが認められるといった事情から、基礎収入は賃金センサス女性医師全年齢に鑑み947万7100円とするのが相当とされ、後遺障害が残ったものの、左足の疼痛の症状が消退する蓋然性があり、医師という職業の中には、進路の選択によっては左足の疼痛の症状の影響が生じにくい専門分野もあると考えられることから、25歳から39歳までの労働能力は14%、その後49歳までの10年間は5%を喪失するのが相当であるため、逸失利益は1117万9423円とした。

弁護士からのコメント

CRPSによる後遺障害の有無が争点となった事例です。CRPSの発症が認められるには、自賠責保険の判断基準のとおり、関節拘縮、皮膚変化、骨萎縮の3要件が全て認められる必要があります。本件裁判例では、軽度の関節拘縮は認められたものの、皮膚変化は健側の足と比較して明らかに求められるまではいえず、骨萎縮は認められないため、CRPS発症が否定されました。

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