弁護士法人 TLEO虎ノ門法律経済事務所 静岡支店 交通事故被害者相談

054-204-5620 24時間WEB予約

交通事故により後遺障害等級12級8号(左脛骨近位端骨折後変形治癒)の後遺症を負った被害者(男性・症状固定時43歳)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

HOME 後遺障害の裁判例 > 交通事故により後遺障害等級12級8号(左脛骨近位端骨折後変形治癒)の後遺症を負った被害者(男性・症状固定時43歳)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例                

交通事故により後遺障害等級12級8号(左脛骨近位端骨折後変形治癒)の後遺症を負った被害者(男性・症状固定時43歳)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

後遺障害(後遺症)による慰謝料

後遺障害(後遺症)による慰謝料について、本件事故により左脛骨高原骨折(左脛骨近位端骨折)を負い、変形治癒となった一方、手術の際に創部にMRSAが感染し、左膝化膿性慢性骨髄炎といういつ再発するか分からない疾患を抱える状態となったことを考慮し、390万円を認めるのが相当とした。

後遺障害(後遺症)による逸失利益

本件事故による後遺障害は、既存障害(高次脳機能障害)とは全く別の身体部位に生じたものであり、労働能力への影響は同一とは考え難いから、既存障害による労働能力喪失とは別個に評価すべきとし、症状固定後も左膝関節の疼痛を原因とする歩行障害により就労が困難な状況になっていることに鑑みると、既存障害による労働能力喪失の影響を受けた被害者の本件事故当時の実収入を逸失利益算定の基礎収入とするのではなく、完全な労働能力につき14%の喪失があると認めるのが相当であるから、891万2957円とした。

弁護士からのコメント

本件事故より以前の事故により、既存障害のある被害者の事例です。前件事故の後遺障害により、本件事故時、既に労働能力が制限されていたとみるかが、労働能力喪失率の認定に当たって争点となりました。本件事故による後遺障害は、既存障害とは全く別の身体部位に生じたものであるので、完全な労働能力について14%の喪失があると認めた裁判例です。

その他の後遺障害等級12級の裁判例