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交通事故により後遺障害等級併合12級(左肘関節の機能障害等)の後遺症を負った被害者(男性・症状固定時41歳・移動式クレーン運転士)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

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交通事故により後遺障害等級併合12級(左肘関節の機能障害等)の後遺症を負った被害者(男性・症状固定時41歳・移動式クレーン運転士)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

後遺障害(後遺症)による慰謝料

後遺障害(後遺症)による慰謝料について、自賠貴の後遺障害等級の11級に相当する420万円をもって相当と認めるとされた。

後遺障害(後遺症)による逸失利益

被害者の負った後遺障害は、長年にわたり務めてきた移動式クレーン運転士としての稼働に対する支障が大きく、労働能力を大きく失わせるものであるから、同じ後遺障害等級でも、他の労働者一般と比較して労働能力喪失率を高く認定するのが相当としつつ、具体的な喪失率については、年齢からみて今後別の仕事の技能を身に付けて稼働し経験を積んでいくのが不可能とまではいえないことも考慮し、喪失期間を67歳までの26年間、喪失率を自賠責の後遺障害等級11級に相当する20%とし、事故前年の給与所得額を基礎収入とし、逸失利益は1061万6706円とした。

弁護士からのコメント

労働能力喪失率について、被害者の後遺障害等級に相当する労働能力喪失率よりも高く認定された事例です。交通損害賠償訴訟における労働能力喪失率認定に際しては、一般に自賠責における後遺障害等級に基づく基準が尊重されていますが、この後遺障害認定はあくまで自賠責制度の運用にかかるもので、裁判所の認定判断を拘束するものではないから、画一的に運用する必要はなく、害者の後遺障害の実情、職業の特性等に応じて、自賠責制度で当該等級につき採用されているところよりも労働能力喪失率を高く認定判断することも可能とし、後遺障害等級併合12級の被害者について、11級に相当する労働能力喪失率を認めた裁判例です。

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