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後遺障害等級14級10号(右足関節の疼痛)の後遺症を負った被害者(外国籍男性)の裁判例

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後遺障害等級14級10号(右足関節の疼痛)の後遺症を負った被害者(外国籍男性)の裁判例

事案の概要

横断歩道を歩いて横断しようとした被害者が、横断歩道上に停止していた加害車両を避けるために加害車両の前方を迂回した際、加害者が加害車両を発進させ、被害者の右足膝付近に加害車両の前部を衝突させた。
本件事故による右足関節捻挫ないし右足関節靭帯損傷の受傷を契機に、被害者には寒冷時、運動時、長時間の起立時における右足関節の痛みが残存した。この右足関節の疼痛は、後遺障害等級14級10号の「局部に神経症状を残すもの」に該当するものと認められた。

後遺障害(後遺症)による慰謝料

母国で活躍していた実績を有し、日本でプロサッカー選手として活動することを目指し来日したが、本件事故によって、プロサッカー選手としてプレイをすることが事実上不可能になったこと、将来においても、数年間はいずれかのチームで活躍する機会があったものと推測されることなどから、その精神的苦痛を後遺障害慰謝料に反映させ、250万円が相当であるとした。

後遺障害(後遺症)による逸失利益

後遺障害(後遺症)による逸失利益について、外国人であって日本語が不自由であることから、当面は現業的な仕事に従事する蓋然性が強いことを考慮すると、症状固定時から5年間にわたり、5%の労働能力を喪失したものと認めるのが相当とした。

弁護士からのコメント

被害者が外国人の事例です。被害者の父親が日本人であり、日本には「日本人の配偶者等」の在留資格により滞在していたこと、本件事故後、当面、家族や知人のいる日本に居住する意思を有することが認められ、スポーツカフェで勤務し収入を得ていること等の事実を考慮し、日本の賃金センサスにより逸失利益を算定した裁判例です。

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