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後遺障害等級14級9号(左肩痛)の後遺症を負った被害者(事故時24歳・会社員男性)の裁判例

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後遺障害等級14級9号(左肩痛)の後遺症を負った被害者(事故時24歳・会社員男性)の裁判例

事案の概要

信号機による交通整理の行われていない交差点を直進中の、被害者運転の原動機付自転車と、交差点を対向右折してきた加害者運転の普通乗用自動車とが衝突した。
本件事故により、被害者は左肋骨骨折、左外傷性気胸、左肺挫傷等の傷害を負い、他覚所見のない神経症状である左肩の疼痛から後遺障害等級14級9号に該当すると認められた。

後遺障害(後遺症)による慰謝料

後遺障害(後遺症)による慰謝料について、後遺障害の内容及び程度、後遺障害等級14級9号に該当すると判断されることなどに照らし、110万円と認めるのが相当とした。

後遺障害(後遺症)による逸失利益

後遺障害(後遺症)による逸失利益について、屋内外で手すりなどを掴み高所での作業をする工場のクレーンの保守・点検業務に従事しているため、左肩痛によって作業が困難になったり、能率が低下している面があり、本人の努力によってこれらを補っているものといえ、事故後と事故前とで減収はなくとも、10年間の労働能力喪失期間で、5%の喪失率と認めるのが相当とした。

弁護士からのコメント

24歳の男性が被害者の事例です。本件交通事故の前後で被害者に減収はないものの、具体的な業務において困難な作業や能率の低下があり、被害者の努力によってこれらを補っているものといえることから、労働能力の喪失が認められた裁判例です。
なお、入通院慰謝料の算定につき、被害者の入通院期間や受傷内容などに加え、加害者に救護義務及び報告義務違反があったこと、被害者に謝罪する一方で、刑事事件では認めていた逃走の意図を否認する態度に転じたことなど一切の事情に照らし、150万円を認めるのが相当である、ともしています。

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