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交通事故により後遺障害等級14級(腰痛、左臀部痛等)の後遺症を負った被害者(男性・消化器外科医)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

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交通事故により後遺障害等級14級(腰痛、左臀部痛等)の後遺症を負った被害者(男性・消化器外科医)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

後遺障害(後遺症)による慰謝料

後遺障害(後遺症)による慰謝料について、後遺障害の内容、程度に加え、症状固定後も診療や施術を受け、消化器外科医から形成外科医に転職し、趣味であるマラソンの大会においで本件事故以前よりも劣った成績しか残せず、運動能力の回復のために相当の努力を行っており、これらによって、相当の身体的・精神的苦痛を被っていること等を総合的に考慮し、180万円をもって相当と認めるとした。

後遺障害(後遺症)による逸失利益

本件事故当時よりも現在の収入は若干増えているとはいえ、後遺障害が残存したことから、消化器外科医から形成外科医に転職をし、その際、実際に収入が減少していることが認められるのであり、また、これにとどまらず、従前に経験を積んできた消化器外科から転向したことによる経済的不利益も生じているものと推認され、後遺障害による神経症状に耐えるため、就業上、特別な努力を強いられているものであるから、労働能力喪失期間を10年間、喪失率を5%とするのが相当とした。

弁護士からのコメント

消化器外科医の男性が被害者の事例です。後遺障害逸失利益の算定に当たって、被害者の本件交通事故後の収入は事故前より増えていましたが、転職時の事情や就業上の事情を考慮し、逸失利益があることを認めた裁判例です。

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