弁護士法人 TLEO虎ノ門法律経済事務所 静岡支店 交通事故被害者相談

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交通事故により後遺障害等級1級1号(知覚鈍麻、第7胸椎以下の知覚脱失、両下肢の完全麻痺等)の後遺症を負った被害者(男性・症状固定時53歳・会社員)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

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交通事故により後遺障害等級1級1号(知覚鈍麻、第7胸椎以下の知覚脱失、両下肢の完全麻痺等)の後遺症を負った被害者(男性・症状固定時53歳・会社員)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

後遺障害(後遺症)による慰謝料

被害者が本件事故によって負った後遺障害の内容及び程度を勘案すれば、被害者が本件事故によって受けた精神的苦痛に対する後遺障害慰謝料は2400万円が相当であるとした。

後遺障害(後遺症)による逸失利益

被害者の本件事故直前の3か月間の収入は約65万円であったが、独立するまでのつなぎだったことや、それ以前にプラント設計技師として勤務していた会社では、賃金センサス男性労働者・大学卒の平均賃金を大きく上回る約983万円の収入を得ていた。これら事実によれば、少なくとも賃金センサス男性労働者・大学・大学院卒・50歳~54歳の平均賃金864万8000円を得ることができたと認められる。そして、67歳までの14年間の就労可能期間で、労働能力を100%喪失したと認めるのが相当であるから、後遺障害による逸失利益は8560万3092円となる。

弁護士からのコメント

会社員の男性が被害者の事例です。後遺障害による逸失利益の基礎収入は、症状固定後に得ることができる収入であるため、原則として事故当時に得ていた収入をもって基礎収入とすべきではありますが、症状固定後に事故当時に得ていた収入以上の収入を得ることができると認められるときには、その得ることができると認められる収入をもって基礎収入とすべき、とされています。本件裁判例では、被害者の具体的な事情を考慮し、事故当時の収入を上回る賃金センサスによる平均賃金を基礎収入としました。

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