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交通事故により後遺障害等級2級3号(高次脳機能障害)の後遺症を負った被害者(男性・症状固定時45歳・競艇選手)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

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交通事故により後遺障害等級2級3号(高次脳機能障害)の後遺症を負った被害者(男性・症状固定時45歳・競艇選手)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

後遺障害慰謝料

被害者は、本件事故により終生労働能力100%を喪失する重篤な後遺障害を負ったものであり、年齢その他一切の事情を考慮すれば、その慰謝料は2200万円が相当であるとした。

後遺障害による逸失利益

競艇選手のうち、本件事故年の廃業年齢は51歳程度で、60歳程度まで現役を続ける選手もあり、活躍している選手ほど稼働可能年齢は高くなる傾向にある。被害者は本件事故当時、最上級のA1クラスに属し、全競艇選手の平均よりも明らかに活躍しており、本件事故前3年間の年収は、競艇選手の平均年収額より約50%多い。よって、症状固定後10年間程度は競艇選手として稼働できるとし、症状固定後3年間は事故前の平均年収額を、その後7年間は競艇選手の平均年収の1・5倍の金額を、56歳から稼働可能年齢67歳までは賃金センサスによる平均年収を基礎収入とし、逸失利益を算出すべきであるとした。

弁護士からのコメント

競艇選手が被害者の事例です。症状固定時以後の、競艇選手としての稼働期間と期待できた年収額について、その職業の特殊性から、一義的にこれを予測するのは極めて困難であるとことから、逸失利益の金額が争点となった裁判例です。