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交通事故により後遺障害等級2級(高次脳機能障害)の後遺症を負った被害者(女性・症状固定時15歳)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

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交通事故により後遺障害等級2級(高次脳機能障害)の後遺症を負った被害者(女性・症状固定時15歳)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

後遺障害慰謝料

被害者の後遺障害の内容・程度等、症状固定後も医師の診断を受け、リハビリ等を継続する必要性もうかがえること、とりわけ症状固定時に15歳であった被害者が、その平均余命からすれば相当長い期間にわたって、記憶障害、見当識障害、注意障害、脱抑制による感情コントロール困難等の高次脳機能障害を抱えて生きていかなければならないことに照らすと、後遺障害による慰謝料について、2500万円が相当であるとした。

後遺障害による逸失利益

現在の大学進学率が限りなく100%に近いとまではいい難く、大学進学を希望していたから大学に進学するとは限らないこと等に照らせば、被害者が大学に進学する高度の蓋然性を認めるに足りる証拠はないものの、被害者が大学に進学する可能性も十分に予想し得ることからすれば、賃金センサス女性労働者・大学卒・全年齢平均年収額の90%に相当する金額を被害者の基礎収入とするのが相当である。そして、後遺障害の程度・内容からすれば、就労可能期間である18歳から67歳までの49年間、労働能力を100%喪失したものと認められるから、後遺障害による逸失利益は、6256万1440円が相当とした。

弁護士からのコメント

本件事故当時13歳の女子中学生が被害者の事例です。後遺障害による慰謝料について、被害者本人分のほか、「被害者が後遺障害を負ったことにより、親子や姉妹間の交流に著しい障害が生じ、その精神的苦痛は、被害者の死亡に比肩すべき深いものであるといえる」ことから、被害者の父母につき各150万円、被害者の妹につき50万円の、近親者固有の慰謝料も認めた裁判例です。

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