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交通事故により後遺障害等級3級(四肢不全麻痺を伴う頸髄損傷)の後遺症を負った被害者(女性・症状固定時31歳)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

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交通事故により後遺障害等級3級(四肢不全麻痺を伴う頸髄損傷)の後遺症を負った被害者(女性・症状固定時31歳)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

後遺障害慰謝料

被害者の後遺障害の内容、程度等に照らし、後遺障害による慰謝料は1990万円を相当と認めるとした。

後遺障害による逸失利益

被害者は67歳までの就労可能期間中には主に兼業主婦として稼働する蓋然性があったものというべきであり、基礎収入は賃金センサスの女性労働者学歴計該当年齢層の平均年収とするのが相当である。そして、本件事故によりその労働能力を100%喪失したものというべきであり、喪失期間は36年間とするのが相当であるから、後遺障害による逸失利益は、6150万1518円となる。

後遺障害による介護費用等

被害者の後遺障害は四肢不全麻痺を伴う頸髄損傷であり、車等の乗降や歩行のほか、食事、入浴や排泄にも介助を要し、現在まで全く就労ができていない。満31歳の女性の平均余命は54・99年であるから、被害者が付添いを要する状態は、症状固定後約55年間継続するものと考えられる。そして、被害者の母親は既に高齢であり、将来的には職業介護人による介助が必要となる可能性が高いことも考慮すると、将来介護費の日額は8000円とするのが相当であるから、後遺障害による将来介護費は、5440万9820円である。

弁護士からのコメント

31歳の主婦が被害者の事例です。被害者は本件事故以前に動物看護専門学校の職員として収入を得ており、事故当時は休職していました。婚約中で既に同居していたほか、開店予定の蕎麦店の手伝いをして就労する予定があったこと等から、兼業主婦として稼働する蓋然性があったとして、賃金センサスによる平均年収を基礎収入とした裁判例です。