弁護士法人 TLEO虎ノ門法律経済事務所 静岡支店 交通事故被害者相談

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交通事故により後遺障害等級併合4級(嚥下障害、右上下肢しびれ、歩行障害等)の後遺症を負った被害者(男性・症状固定時44歳・警察官)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

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交通事故により後遺障害等級併合4級(嚥下障害、右上下肢しびれ、歩行障害等)の後遺症を負った被害者(男性・症状固定時44歳・警察官)の後遺障害慰謝料等を判断した裁判例

後遺障害慰謝料

被害者の後遺障害が後遺障害等級併合4級(9級の既存障害の加重適用)であり、1000万円を相当と認めるとした。

後遺障害による逸失利益

本件事故後も、被害者は事故前とほぼ同等の給与を支給されているが、大幅な実質的な労働能力喪失が認められ、勤務を継続していることは、職場における勤務内容の配慮とともに、被害者の並大抵ではない努力によるもので、今後も長期間勤務を継続できるかは不確実であることから、減収がなくとも労働能力を喪失している。被害者の後遺障害は併合4級(9級の既存障害の加重適用)で、労働能力喪失率は92%(4級)―35%(9級)=57%とすべきであり、症状固定時から定年までの16年間については本件事故前年の年収を、定年から67歳までの7年間については、賃金センサスを基礎収入として、後遺障害による逸失利益は6054万7284円となるとした。

弁護士からのコメント

症状固定時44歳の警察官が被害者の事例です。すでに障害のある被害者が、交通事故によって同一の部位について新たに障害を負った結果、現存する障害が既存障害より重くなることを加重といいますが、本件事故の被害者は9級10号に該当する機能障害があり、これを既存障害とする加重障害適用の認定を受けました。そのため、逸失利益の算定に当たって、4級相当の労働能力喪失率から、9級相当の労働能力喪失率を控除した分を、本件事故における労働能力喪失率としました。