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交通事故により死亡した被害者(25歳・男・地方公務員(市職員))の慰謝料等を判断した裁判例

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交通事故により死亡した被害者(25歳・男・地方公務員(市職員))の慰謝料等を判断した裁判例

死亡による慰謝料

死亡による慰謝料について、両親の慰謝料につき、事故が飲酒運転によるひき逃げであったことなどを考慮して、被害者からの相続分を含め、各自1400万円とされた。

死亡による逸失利益

死亡による逸失利益について、被害者は事故に遭わなければ通常に勤務を続け、市職員として平均的に定期昇給をし、満60歳の定年まで勤務を続けたものとして、昇給率を考慮した給与収入及び定年時退職金が逸失利益として認められた。
定年後61歳から平均稼働年齢までの収入については賃金センサスに基づき、64歳までは年収416万8300円、その後は369万9400円として逸失利益が算定された。

弁護士からのコメント

死亡事故の被害者が独身男性の事例です。両親の慰謝料として、相続分を含めて合計2800万円の慰謝料を認めており、比較的高額な慰謝料を認めた裁判例といえます。死亡による逸失利益の判断においては、被害者が公務員であったことなどから、定年退職の年齢が60歳と認定されており、定年までの所得については公務員の給与規定を参考にして算定され、定年の後の年収については賃金センサスにより算定されています。被害者の年齢が若い場合には、その将来の所得が争点となることが多く、この裁判例のように公務員のように将来の所得が予測しやすい時にはその給与規定などが参考になります。また、定年の年齢についても雇用条件により判断されることがあり、この裁判例においても、満60歳の定年までは勤続したものと認定されています。死亡事故の逸失利益を判断する際に、大変参考になる裁判例であるといえます。

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