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交通事故により死亡した被害者(男性・死亡時9歳)の慰謝料等を判断した裁判例

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交通事故により死亡した被害者(男性・死亡時9歳)の慰謝料等を判断した裁判例

死亡による慰謝料

死亡による慰謝料について、慰謝料増額事由を考慮すると、相続分と近親者固有分を合計して基準額の3割増の額とすることが相当であると認められるため、本人分2750万円、被害者父母につき各250万円の、合計3250万円とした。

死亡による逸失利益

死亡による逸失利益について、賃金センサスによる収入を基礎収入とし、3178万0512円とした。

弁護士からのコメント

慰謝料額の算定に当たって、基準額の3割増を相当とした事例です。その加算事情として、飲酒運転による著しい前方不注意、本件事故後に被害者を救護することなく、強力な口臭消しフィルムを購入していること、救護義務違反及び報告義務違反、被害者父母が心療内科に通院するようになったことと、次のようなことが挙げられています。

本件交通事故の刑事事件の判決は、加害者の虚偽の供述に基づく事実認定による量刑であり、刑事事件での量刑が遺族の希望よりも軽かったというだけでは、民事事件における慰謝料増額事由となるものではないが、刑事事件において加害者が虚偽の供述をした結果軽い刑で済まされたのかもしれないという遺族の思いは、精神的苦痛という面で無視できないところがあるとされています。

本件事故の態様のみならず、刑事事件における加害者の態度等を考慮し、高額の慰謝料を認めた裁判例です。

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