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交通事故により死亡した被害者(男性・死亡時17歳・高校生)の慰謝料等を判断した裁判例

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交通事故により死亡した被害者(男性・死亡時17歳・高校生)の慰謝料等を判断した裁判例

死亡による慰謝料

本件交通事故は、免許取消処分を受け無免許であった加害者が酩酊状態における運転によって、同乗者の制しにもかかわらず赤信号を無視して発生させたものであり、対して被害者には何の落ち度もなく、衝突後、頭部から大量出血し倒れている被害者に対して、加害者が「危ないやないか。」などと怒鳴りつけ、衣服の一部を引っ張るように持ち上げて揺すり、投げ捨てるように元に戻したといった事情に鑑みると、死亡による慰謝料について、本人分3000万円、被害者の父母につき各300万円、被害者の妹につき300万円の、合計3900万円とするのが相当とした。

死亡による逸失利益

被害者の大学進学の可能性は非常に高く、賃金センサス大卒全年齢平均賃金である年収658万7500円を用い、大学卒業後の22歳から就労することを前提とし、将来一家の支柱となる可能性が認められるので、生活費控除率を40%とするのが相当であるとし、死亡による逸失利益について、5504万6467円とした。また、本件事故当時、被害者はアルバイトによる収入を得ていたことから、高校卒業までのアルバイト収入の逸失利益として、71万4000円を認めた。

弁護士からのコメント

17歳の高校生が被害者の事例です。加害者が昭和59年ころ免許取消処分を受けたにもかかわらず、その後免許を取得しないまま、平成13年に加害車両を購入し、毎日の通勤に使用していたという、著しい遵法意識の欠如や、飲酒運転が常態化していた加害者が、正常な運転ができない程の酩酊状態で本件事故を起こしたこと、信号無視や事故直後の加害者の行為等が、極めて悪質であったために、基準額を大幅に上回る合計3900万円の慰謝料が認められた裁判例です。

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